ツナオニオンパンを作ってみた
記念すべき第1回目は、【ツナオニオンパン】です!
なぜなら、このパンを食べたとき、とんでもなく感動したから。
実は、これは母と姉が作ってくれたものなのです。
自分で作ったわけではないので、どこか憧れのようなものがあったのかもしれません。
当時、たぶん私は小学生になるかならないかくらいで、姉が小学校高学年。
私はカウンター越しにキッチンに立つ二人を眺めていたことしか覚えていません!笑
当時の会話や情景など細かいことは全然覚えていないけど、できるまですっごくワクワクしたのと、「おいし~い」「すっげー」と、ただただ感動した記憶があります。
まさに、味だけでなく、感情を伴った美味しさでしたね。
なんて昔を懐かしみながら作り始めると、今のキッチンで初めてのパン作りに少々苦戦・・・。
だからか、なんてことない発酵に感動してしまいました。
(発酵前) (発酵後)
ちょっと可愛すぎません!?うちの子!!笑
よくぞ、ここまで大きくなった!
パン生地も無事できて、具材は混ぜるだけだったので、焼いて完成~♪
しかし、巻く作業を甘く見てました(^^;)
焼いたら、生地と具材のバランスが悪いこと!!笑
つなぎ目も甘かったなぁ、膨らんでしまった・・・。
と、反省も多々ありますが、食べたらやっぱりおいしい!
具材がしっかりした味付けなので、生地多めでも大丈夫でした。
写真中央の長細いパンは、具材を巻いた後切らずに焼いたものです。
母がメモしていたレシピでは、焼くのと切るのどちらが先かわからず、どっちもやってみました!
結果、切ってから焼く、が正解でしたね。笑
それでは、レシピです♪
【ツナオニオンパン】
《材料》
1. パン生地
強力粉 260g
塩 小1/2
たまご 1コ
砂糖 10g
牛乳 120cc
バター 20g
ドライイースト 6g
2. 具材
玉ねぎ 30g
ツナ缶 中1缶
パセリ 大2
マヨネーズ 大2
マスタード 小1
塩、胡椒、粉チーズ 適量
《作り方》
1. パン生地の材料をすべてまとめて、捏ねる→30~35℃で45分程度発酵させる
2. 2倍程度に膨らみ、指で穴が空くくらいになったら、ガス抜き
3. 長方形型(厚さ7~8mm)にのばす(今回の分量だと2枚分)
4. 手前2/3に具材を乗せ、引っ張り気味に巻く
5. 8~10等分に切り分け、溶き卵(卵1/2+水大1)を刷毛で塗る
6. 粉チーズを振り、180℃10分焼く
最後に、母にこのレシピを尋ねたとき、少し驚くことがありました。
母はレシピ集めが趣味と言うほど、作ったこともない料理までたくさんのレシピをノートに張り付けて保管してます。
その中で、一番最初がこのパンのレシピだったのです!!
初めての手作りパンということも、感動した要因の一つだったのかもしれませんね。
そして、母もこの時のことをよく覚えていると話してくれました。
同じように感動していたことを知って、同じ時間を過ごしてきたことを改めて感じ、実家が恋しくなったり・・・。笑
それにしても、このパンを最初に選んだ私は、母の血をしっかり受け継いでいるようです。