言霊を信じてみよう
言霊を信じてみよう
最近、長年やりたかったことが実現に向けて動き出した。
それは “調理学校に通う” ということなのだが、仕事も落ち着かない今、ましてや両立なんて無理だと思い込んでいた。
しかしある時、願望の一つとして人に話す機会があった。
そうしたら、その1ヶ月後には家族、上司の了承を得て、入学の手続きをしている。
こんなにトントン拍子に話が進むとは思いもしていなかったので、嬉しいというよりも驚いている。
そこで、ある言葉を思い出した。
「やりたいことは言葉にするといい」
“できる人“ と形容するような人が教えてくれた。
自己主張が苦手な自分には当てはまらないと思っていたから、そのときはただその人を羨んでいた記憶がある。
タネ明かしをすると、今回のことはコーチングの先生に相談したからスムーズに進んだのだ。
相談とは言え、コーチングは基本的に自分の中に答えがあるもので、目標もアプローチも自分で言葉にする。
先生はそのお手伝いをしてくれるだけだ。
大事なことは、夢物語であれ、抽象的であれ、気持ちを言葉にするということ。
そして、それに対する客観的な意見を恐れないことだと思う。
わたしは批判されるのが怖かったから、自己主張ができなかったのだ。
しかし、今回のことをきっかけに、悪いことばかりではないとわかった。
それ以上に、自分で無理だと思っていたことでも現実は違ったり、他人の知恵を拝借したらできることもあるのだと気付いた。
あれ?これが “できる人“ が言いたかったことなのかな。。。
言葉にするって、考えているだけじゃなくて、書いたり、話したり、一種の形にするから不思議な力が宿るのだと思う。
わたしにとって言霊は、言葉に宿る霊的な力というより、自分が言葉に託した願いという感覚に変わった。
だからこそ、自分に正直に、想いを込めて言葉にしていきたいな。
そこで、自分がこんな人になりたいという気持ちを言葉にすることにした。
これから少しづつ、綴っていきたいと思う。
これが第一歩であり、未来の自分となっていることを願っている。