こむぎの気持ち
自己紹介
理想を言葉にする前に、自分自身を振り返ってみた。
自分ってどんな人間なのか、何を大事にしてきたか・・・。
すると、自分を構成する大きく3つの要素に気付いた。
【 3つの要素 】
1. 家族
2. バスケ
3. 夢
1. こむぎ一家、ファイヤー!!
決して、実家が燃えているわけではない。笑
両親と姉、兄、私の5人家族。
平々凡々な我が家だが、お互いを思いやる気持ちが強い家族である。
困ったときに頼るのはいつも家族で、相談することもされることも多い。
誰かがピンチの時こそ、我が家の団結力は発揮される。
しかし、常に仲良しではないところがまたちょうど良いのだ。
そして、脈々と受け継がれる生真面目さと冒険心。
世間の常識があってないようなものだと理解していても、気にしない訳にはいかない。
周りの評価を気にして、自己肯定が苦手なタイプ。
そんな安定を求める一方で少しスリルを味わいたくなり、結局、周りからすればアクティブ。
生きづらい性格だと思うこともあるけれど、でも、やっぱり
「大変だけど頑張ってるよ。」
という家族が好きである。
2. すべての道はバスケに通ず
バスケは小学校から約12年続けていた。
“約” と言うのは、部活動として熱中していた時期もあり、サークルや社会人のクラブチームで好きにプレーしていた時期もあり、かたやコーチとして関わっていた時期もあるからだ。
いずれにしろ、私はスポーツとして鍛錬しただけでなく、生きていくために必要な礼儀や考え方をバスケから学んだ。
部活動は小さな社会だし、問題意識と解決方法の模索は上手くなるために自然とやっていた。
バスケから離れても、色んなことが勝手に結びついてくるのである。
中でも、一番鍛えられたのは ”貢献する” という意識だと思う。
貢献というと自己犠牲的な印象もあるが、そうではなく、自分がすべきことを認識して、その責務を全うするということだと捉えている。
人生も一人では生きていけず、何かしらの関わりが必ずある。
仕事でも、趣味でも、家族だって、一つのコミュニティであって、周囲と調和することで一人ではできないことを実現する力が発揮されると思う。
本当に大切なことを教えてくれた。
3. 食で心も満たす
食に関わった仕事をして生きていきたいと思っている。
しかし、何が一番好きかと聞かれると答えに困ってしまう。
好きなものが多すぎて決めかねているのではなく、こだわりがないのである。
捻り出した答えも大したものではなく、自分の知識のなさに落ち込むのだ。
でも、最近気がついた。
捻り出した答えには、食べ物だけでなく、必ず状況説明がついてくることに。
例えば、
「運動会で食べた、お母さんお手製のおいなりさん」
「お姉ちゃんが作ってくれた、玉ねぎとシーチキンが入ったパン」
という感じに。
私の興味があるのは、高級な食材でも超一流の技でもないのだとわかった。
”食べているものだけでなく、食べている時の感情が美味しさをつくっている”
食事の時の心境が美味しさを決める大事な要素だと思うから、そこまで含めた食の提供に携わりたい。
心も満たすって、そういうことなんだと思う。
やっと言葉にできた。
これを目標に、たどり着ける道を探すことにしよう。
終わりに。
振り返ってみると気持ちが整理されて、過去を見てきたはずが未来を考えていた。
自分のことがわかったようでわからないことも多いけれど、少なくとも現時点ではこんな心境でいる。
自己紹介と言えるのか疑問だが、自分が大切に思っていることは書けたように思う。